共通テスト、教科書改訂、高校入試などなど様々なところで話題となっている
「思考力」
というフレーズ。
この言葉のせいで間違いなく共通テストは迷走してしまったと思います。
教科書も特に英語は、基本をないがしろにした内容になっているように感じます。
思考力を問う=記述を増やす
思考力を問う=日常のものと結び付けた問題にする
思考力を問う=文章を読ませることに注力させる
などなど、解釈が様々で統一性がなく個人的には感じます。
そもそも思考とは
1.考えること。経験や知識をもとにあれこれと頭を働かせること。「—を巡らす」「—力が鈍る」
2.哲学で、広義には、人間の知的精神作用の総称。狭義には、感覚や表象の内容を概念化し、判断し、推理する知性の働きをいう。
3.心理学で、感覚や表象の内容を概念化し、判断し、推理する心の働きや機能をいう。
とのことです。
これまでのテストでも十分考えさせていたと思います。
結局これまでの暗記中心の学習から変えたいという結果たどり着いたのが「思考力」になったのではないでしょうか。
「ドラゴン桜2」でも議題になっていました。
ただここで1つ言えるのは、「暗記なくして思考力はない!」
思考力を鍛えることには全く反対しませんが、思考力に気持ちが行き過ぎて、暗記を否定するような話さえ聞こえてきます。
でも基礎知識も覚えずどうやって思考力が鍛えられるのでしょうか?
基礎が出来ていないのに、うまくなるスポーツ選手はいるでしょうか?
結局何事もみんな一緒なんです。
このままでは基礎知識のない、足元がたがたな子供が増えてしまわないか心配です。
学校で間違ったかじ取りをしないようにだけ気を付けてほしいですね。
結局勉強は暗記なくして結果はでません!
まずは必要な事を暗記しましょう!
暗記するのが面倒くさいなら、勉強は諦めましょう。
大人になっても、仕事もできませんよ。
極論、暗記するのが面倒くさいなら、周りの人から顔も覚えられない孤独な人間になっても嘆かない事です。自分が覚えることを拒否するな同じです。
古いと言われても仕方ないですが、暗記!!
勉強とは暗記のこと!!!
暗記なくして結果無し!!!!