これから春が終わろうとしてる時期ですが、既に塾では内々に夏期講習モードになっています。
早ければ5月の下旬あたりから、夏期講習の提案をする個別指導塾もあるそうです。
さて今回はこの個別指導塾の夏期講習について話していこうと思います。
以前より話題になることが減りましたが、毎年夏に時期になると個別指導塾の夏期講習費用の話題が散見されます。
それは個別指導塾では夏期講習費用として高額な提案されるからです!
だいたい中3では通常月謝とは別に10~50万くらい提案されます。
現在の平均相場として、1回の授業が約4,000円くらいとなります。
つまり100回の追加を提案されると約40万となるわけです。
金額だけ見るとかなり高額ですが、提案は実に巧妙になっています。
5教科×各20回=計100回
例として理科で考えると
中1化学分野×2、中1物理分野×2、中1生物分野×2、中1地学分野×2
中2化学分野×2、中2物理分野×2、中2生物分野×2、中2地学分野×2
これだけで既に16回となります。
ここに中3内容や、模試対策などを入れると20回になりますね。
つまり各単元を隅々まですべて復習すると妥当な数字になります。
もちろん金額だけをみるとあり得なく感じますが、理論的に提案をされるようになっています。
しかし問題は金額に見合うだけの効果が出るのか?
おおよそこの提案通りに授業を受けても、同じ単元を2回学習は出来ないでしょう。
「いかに反復するか。いかに問題演習を行うか。」
これが大事なんです。
100回も授業をやろうとしたら、授業だけで1日が終わってしまうでしょう。
ここまで見てきて、あなたは夏期講習をどうしますか?