現在シェークハンドのグリップはストレートとフレアの2種類が主流になっています。
特に近年はフレアグリップの使用者が増えています。
これは現代の卓球スタイルに適しているためと言われています。
そのため多くのラケットがストレートとフレアの2種類が販売されていて、商品によってはフレアだけというラケットも存在します。
これに追加して販売されているのがアナトミックです。
しかしこのアナトミックも販売されているラケットは少数です。
そんな中かつては存在したのになくなってしまったグリップがあります。
それが
「コニックグリップ」
です!
コニック(conic)➡「円錐の」という意味です。
つまりグリップがブレード側からグリップエンドにかけて直線的に広がっていく形をしています。
当時はストレートとフレアの中間のグリップと説明されていたと思います。
以前は一部トップ選手も使用(コルベルだった気が)していましたが、ストレート・フレアと比べると圧倒的に使用率は低かったです。
人気ラケットのラインナップが少なかったのが原因かもしれませんが、使用者からすると、良いとこ取りというよりは中途半端なイメージだったのかもしれません。
近年は使用者を聞くこともなくなり、ひっそりと消えてしまいました。
「使いたい!」と思うわけではありませんが、なくなると寂しいもんです。