先日こんな記事を見ました。
千葉県の一部地域で、小学校の算数の授業を塾の講師が代行して行う実験をしているそうです。
実際に授業を受けた児童にインタビューまでしていますが、そこでは「授業がいつもより楽しかった」というような肯定的な意見ばかりでした。
個人的にはこの取り組みにはあまり賛成できません。
「学校の先生」と「塾の先生」は全く別物だと思います。
学校の先生には学校の先生の仕事があります。
塾の先生には塾の先生に仕事があります。
この2つは似てはいる部分があれど、決して同じになることはありません。
目的は先生の負担を減らすことなんでしょうが、方向性は間違っているのでは?
子供に「塾の先生の方がいい」などの評価を受けてしまった先生は授業がやりづらくなるはずです。
学校の先生は点数を上げるための授業をやればいいわけではなく、授業を通して色々な事を確認しなければなりません。
更にこんなことをしてしまうと、学校の先生と塾の先生に溝ができてしまいます。
塾の先生を徹底的に毛嫌いしている先生がいるのはわかりますが、決してお互いを敵対視することが目的ではないと思います。
共存していくことが大切で、この取り組みでお互いを補えると考えているんでしょうが、うまくいかないんだろうな~と思ってます。
考え直してほしい!!